こんにちは。東住(とうずみ)です。
みなさんいかがお過ごしでしょうか。
ご自宅で過ごす時間が多い今だからこそ、
そこで今回は、私が大切にしている考え方の
「バランス思考」を養うためのワークをご紹介したいと思います。
こんな方におすすめ
- 大嫌いな人がいる
- 優秀な人と自分を比べて自信をなくしてしまう
- 人にイライラしたり、嫉妬したりよくする
などの方におすすめワークです。
以前書いたこちらに記事のワークのアレンジ編を公開でやっていき
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【セルフコーチング】中心軸を整えるワーク〜Vol.1〜
こんばんは。 東住(とうずみ)です。 「他人は自分の思考や感情を映し出す鏡」という言葉を聞いたことがありますか? 今回は自分の好きな人、嫌いな人の特性から自分を見つめ直し、中心軸を整える ...
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ワーク 〜全10ステップ〜
step
1好き・尊敬・憧れの人の名前を書けるだけ書き出す
大学時代の先輩Aさん
高校時代の親友Bさん
中学時代の親友Cさん
職場の憧れの先輩Dさん
職場の部下のEさん
憧れのメンターのFさん
・
・
・
など17名書き出しました。
この作業、個人的にとても楽しいです。
※好きだった、尊敬していた、憧れていたなど過去形でも構いません。加えて、身近な人に関わらず作家やスポーツ選手、芸能人などでもOKです。
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2嫌い・苦手・できれば避けたい人の名前を書けるだけ書き出す
同じ職場のAさん
前職の上司のBさん
前職の隣の部署のCさん
取引先のDさん
大学時代の友人のFさん
・
・
・
など16名書きました。
過去の嫌なイメージを思い出した方も多いかと思います。
※こちらも嫌いだった、苦手だった、避けていたなど過去形で構いません。「step1」で書いた人の数と同じくらいの数を書き出しましょう。
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3「step1」に対して、
・人前で話すのが得意
・人を笑わせるのがうまい
・大切な人のために行動することができる
・営業力がある
・細かいことを気にしない
・純粋
・行動力がある
・熱い想いを持っている
・好きで得意を仕事にしている
・自分を信頼してくれる
・好きなものがある
・軸がある
・サクセスストーリーを持っている
・愛情を注いでくれる
・自分のブランドを確立している
・プレゼンが上手い
・秀でたものがある
・熱中しているものがある
・笑顔が素敵
・目標がある
・ユーモアのセンスがある
・本質をみている
自分の価値観があらわになりますね(笑)
※意味が重複しているものもあるかもしれませんが、気にせず、対象の人をイメージしながら思いついたものを書いてみましょう。たくさん書き出すことが大事です。
step
4同様に「step2」に対して、
・噂話をする
・だらだら話す
・同じことを何度も言う
・話が整理されていない
・人目を気にしすぎる
・約束を破る
・悪口を言う
・怒りやすい
・自信過剰
・わかった気でいる
・愚痴が多い
・心配ばかりする
・神経質
・空気を読めない
・出しゃばり
・話を止めない
・図々しい
・否定する
・感情的になる
・試してくる
・脅す
※意味が重複しているものもあるかもしれませんが、気にせず、対象の人をイメージしながら思いついたものを書いてみましょう。たくさん書き出すことが大事です。
step
5「step3」を行動特性に落とし込んで見て、
・好きなことに熱中している
・素直に発信する
・時々冗談を言う
・目標があり、結果を出している
・一流になるまで極める
・人の心を動かす(感動を与える)
・流暢に話す
これらをまとめ、順番をつけたのがこちら
1. 何かを極め結果を出す
2. 人の心を動かす
3. 素直に発信する
自分の気持ちがプラスに傾くエッセンスが抽出できました。
いやー「まさに」と言う感じです。
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6「step4」を行動特性に落とし込んで見て、
・怒りの感情を人にぶつける
・だらだらと話す
・人を批判する
・空気を読まず発言する
・場を乱す
これらをまとめ順番をつけたのがこちら
1. 人を批判する
2. 感情を人にぶつける
3. 高慢な発言をする
自分の気持ちがマイナスに傾くエッセンスが抽出できました。
これもすごく納得しています。
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7「step5」を自分が他の誰かにやった経験を書く
何かを極め結果を出す
→ 営業で社長賞を頂いた経験がある etc
人の心を動かす
→ 自分の頑張る姿勢を見て、
素直に発信する
→ 「正直にものを言うね」
上記は一例ですが、ベスト3の項目それぞれに対して過去の経験を思い出しながら、たくさん書き出してみましょう。
「いつ」「それを誰が見ていたか」という視点を持ちならが書けると、より効果があります。
※ポイントは「その経験は過去に絶対している」と言う前提で書くことです。ここはとても思い出すのが難しいかもしれませんが、頑張って書いてみてください。
step
8「step5」を自分が他の誰かにやった経験を書く
人を批判する
→ 会社の先輩の愚痴を同僚Cと言ってしまった経験がある etc
感情を人にぶつける
→ バイトの後輩Dに感情的に怒ってしまった経験がある etc
高慢な発言をする
→ 高校の部活で、
こちらも上記は一例ですが、ベスト3の項目それぞれに対して過去の経験を思い出しながら、たくさん書き出してみましょう。
同様に「いつ」「それを誰が見ていたか」という視点を持ちならが書けると、より効果があります。
step
9「step7」が他人に与えたデメリットを書く
(例)
「営業で社長賞を頂いた経験がある」
→ 悔しい思いをした人がいるかもしれない etc
「自分の頑張る姿勢を見て、
→ 「自分もやらないと」と焦らせてしまったかもしれない etc
「正直にものを言うね」
→ 正直にものを言い過ぎて、
良いよなと思っていた行為に対して、
「実は悪いこともあるんだな」と納得できるまで書き出しましょう。
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10「step8」が他人に与えたメリットを書く
「会社の先輩の愚痴を同僚Cと言ってしまった経験がある」
→ 同僚Cの気持ちがスッキリさせることができたかもしれない etc
「後輩Dに感情的に怒ってしまった経験がある」
→ 感情的に怒られたことで、
「高校の部活で、
→ 反面教師のように「自分は辞めよう」
嫌だなと思っていた行為に対して、
「実はいいこともあるんだな」と思えるまで納得できるまで書き出しましょう。
ワークのゴール
これまで
「良いことだ」と解釈していたこと、
「悪いことだ」と解釈していたこと、
どちらに対しても、
「必ずしもそうではない」と確信を持つことができたらゴールです。
まとめ(ワークの解説)
好き・尊敬・憧れの人というには、
嫌い・苦手・できれば避けたい人というには、
好き・尊敬・憧れの人に対して、
自分に自信が持てるようになり、自己肯定感があがります。
自己肯定感が上がると、何かチャレンジしようと思ったときに、
「自分じゃ難しいかな」
ではなく、
「自分だからできるかも」
という思考になるので、実際上手くいきます。
反対に
嫌い・苦手・できれば避けたい人に対して、
他人にイライラしなくなり、許せるようになります。
イライラせず、
同じような波動の人・モノ・出来事を引き寄せることができます。
今回のワークは1回で完成する訳ではありません。
アウトプットの習慣がないと、
しかし、これだけは断言できます。
「好きな人の特性」は必ず自分にもあります。
「嫌いな人の特性」は必ず自分にもあります。
まずは騙されたと思って、「ある」
やっていくうちに書けるようになり、腑に落ちるようになります。
そして、腑に落ち確信できたとき、
そんな強力で面白いワークです。
以上
今回もお読みいただきありがとうございました。
どなたかの参考になれば幸いです。
東住(とうずみ)