ディマティーニ・メソッド ワーク

【ディマティーニ・メソッド実践講義】列3と列10のポイント

こんにちは。

東住(とうずみ)です。

 

今回は、ディマティーニ・メソッドの列3と列10のポイントについて解説していきます。

 

 

 

列3と列10の目的とポイント

目的

✅A面「他者崇拝と自己卑下を消滅させる」
✅B面「他者への恨みと自己誇張を消滅させる」

何やら耳慣れないワードがシートには書いてあります。

 

補足

自己卑下とは?・・・「自分は大したことない。劣っている人間だ。」などと考えること。
自己誇張とは?・・・自分のことを実際よりも大げさに表現すること、大きく見せること。自分は偉いと得意になっている状態。

 

要は、

A面の目的は
・対象の人や行動特性に対して、見上げすぎていたものをフラットな状態に戻すこと。
・対象の人や行動特性と自分を比較して、「自分は大したことない」と下にみてしまっていたものをフラットな状態に戻すこと。

 

B面の目的は
・対象の人や行動特性に対して、恨みや妬みのような感情をフラットな状態に戻すこと。
・対象の人や行動特性に対して、「相手はダメ。自分の考えが正しい」というような一種の驕りのようなものを手放し、フラットな状態に戻すこと。

と理解していただければOKです。

 

3つのポイント

大きく3つのポイントがあります。

それぞれについて説明していきます。

 

①その瞬間にいくこと

以前の記事のこちらの部分を参考にしてください(該当の記事に飛びます)

列1、列8それぞの瞬間にいき

そこから現在までにどんな

「不利益があったか?」

「利益があったか?」

を出していきます。

 

②人生の7つの領域から考えること

以下のように人生の7つの領域の観点から

列3はデメリット

列10はメリット

を書き出していきます。

 

 

不利益/利益の考え方

列3では、列1の行動特性があったせいで

・できなくなってしまったことは何か?
・しなくてはいけなくなってしまったことは何か?
・得られていない知識は何か?
・出会えていない人はいないか?
・出会えていない本はないか?

などの観点で不利益を見つけていきます。

 

列10では、列8の行動特性があったおかげで

・できるようになったことは何か?
・しなくてよくなったことは何か?
・得られた知識は何か?
・出会えた人はいないか?
・出会えた本はないか?

などの観点で利益を見つけていきます。

 

自分の最高価値に紐づく「不利益」「利益」であればあるほど、フラットになりやすいです。

 

社会の常識とされるような「利益」「不利益」ではなく、自分にとっての「利益」「不利益」を出すことが大事です。

 

注意点

・「直接的利益/不利益」「2次的利益/不利益」「3次的利益/不利益」とありますが、大事にするのはやはり直接的利益/不利益です。

・「2次的利益/不利益」「3次的利益/不利益」ばかり書きすぎるとストーリー(想像)になってしまうので注意が必要です。

 

 

列3と列10が完了しているかのチェック

列1であげた行動特性が、メリットと同じだけのデメリットがあると心から確信できるか?

列8であげた行動特性が、デメリットと同じだけのメリットがあると心から確信できるか?

それぞれの質問に「イエス」と自信を持って答えられたなら、

列3と列10のワークは終了です。

 

すべての特性、行動には必ずメリットとデメリットがあります。

 

それらは自分がジャッジするまでは常にニュートラルです。
(ジャッジした瞬間に良いものにも悪いものにもなります。)

 

ワークを進めていくこと自然と腑に落ちるようになります。

 

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

また列4と列11に関しても記事を書きます。

 

東住(とうずみ)

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