こんばんは。
東住(とうずみ)です。
「他人は自分の思考や感情を映し出す鏡」という言葉を聞いたことがありますか?
今回は自分の好きな人、嫌いな人の特性から自分を見つめ直し、
中心軸を整えるのに役立つワークをご紹介します。
こんな方におすすめ
- 自分自身で感情のコントロールをできるようになりたい
- 起きた出来事によって感情がブレやすい
- メンタルを整えるための簡単なワークが知りたい
もくじ
- 1 事前準備
- 2 ワークの具体的なステップ 〜全6ステップ〜
- 2.1 【STEP①】好きな人、嫌いな人を10名書き出す。
- 2.2 【STEP②】書き出した人の「好きな人」「嫌いな人」のベスト3を選ぶ
- 2.3 【STEP③】「好きな人」「嫌いな人」それぞれになぜ好きなのか、なぜ嫌いなのか自分が判断している要素を書き出す
- 2.4 【STEP④】好きな人の判断要素が実は自分にマイナスの影響を与えているとしたら何かを考えて書き出す。
- 2.5 【STEP⑤】嫌いな人の判断要素が、実は自分にプラスの影響をい与えているとしたら、それはなにかを書き出す。
- 2.6 【STEP⑥】好きな人を「好きだ」と判断していた要素、嫌いな人を「嫌いだ」と判断していた要素に対して、一人ツッコミを入れてみる。
- 3 まとめ
事前準備
自宅でもカフェでも構いません。出来る限り静かで集中できる場所を確保してください。
あとは紙とペンをご用意ください。(スマホのメモ機能等でもOKです。)
ワークの具体的なステップ 〜全6ステップ〜
【STEP①】好きな人、嫌いな人を10名書き出す。
現在進行形でも、過去の話でも構いません。
好きにしろ、嫌いにしろ感情が強く動く人が良いです。10名以上書き出しましょう。
【STEP②】書き出した人の「好きな人」「嫌いな人」のベスト3を選ぶ
書き出した中でも特に好きな人のベスト3、特に嫌いなベスト3を選んでください。
【STEP③】「好きな人」「嫌いな人」それぞれになぜ好きなのか、なぜ嫌いなのか自分が判断している要素を書き出す
ポイント①「優しいから」「ネチネチしているから」とかだとまだ少し抽象的です。
具体的な行動特性を書きましょう。
「優しいから」→「困っているといつも必ず声をかけてくれる」
「ネチネチしているから」→「一度ミスをすると反省しているにも関わらず、何度も言ってくる」
このように具体的に書きましょう。
ポイント②
好きな人の要素2つ、嫌いな人の要素8つなどと偏らないように、好きな要素、嫌いな要素ともに同じくらいの量になるように書くのがポイントです。
【STEP④】好きな人の判断要素が実は自分にマイナスの影響を与えているとしたら何かを考えて書き出す。
(例)自分がわからないことを丁寧にわかりやすく教えてくれる。
→自立が遅くなる。自分で調べる能力が身につかなくなる。※できるだけたくさん書き出しましょう。
【STEP⑤】嫌いな人の判断要素が、実は自分にプラスの影響をい与えているとしたら、それはなにかを書き出す。
(例)一度失敗をし、反省しているにも関わらず、3度も4度も話を掘り返してくる。
→もう2度と同じミスはしないようにと強く思える。言われるのが嫌なので、ミスしなくなる。※こちらも、できるだけたくさん書き出しましょう。
【STEP⑥】好きな人を「好きだ」と判断していた要素、嫌いな人を「嫌いだ」と判断していた要素に対して、一人ツッコミを入れてみる。
好きだと思う人には「メリットを受け取っているが、実はデメリットも与えらている」
嫌いだと思う人には「デメリットを受け取っているが、実はメリットも与えらてている」
このような事実を受け止めましょう。
しかし、ここが1番難しいポイントです。
まとめ
やってみていかがでしたでしょうか?
私たちの普段、自分にとって都合の良い解釈しかしておりません。
好きな人の良い部分だけを見て、
嫌いな人の悪い部分だけを見ています。
このワークをやることで、
好きな人の悪い部分も見え、
悪い人の良い部分が見えてきます。
勘のいい方はお気づきかもしれませんが、この感覚に慣れてくると
嬉しいことが起こってものすごくテンションが上がったり、
悲しいことが起こってものすごくテンションが下がったり、
が少なくなり=感情の波が小さくなっていき、「ブレない自分」なることができます。
「ブレない自分」になると副次的効果で、
自分の身の回りに不思議なことがたくさん起こってくるでしょう。
(このあたりはまた別の記事で詳しく説明します)
1回やっただけだとまだ体感がない方もいると思いますが、繰り返せば繰り返すほど自分や他人へのジャッジがなくなっていく強力なワークです。
今回もお読みいただき、ありがとうございます。
東住(とうずみ)