ディマティーニ・メソッド ワーク

【ディマティーニ・メソッド実践講義】列2と列9のポイント

こんにちは。

東住(とうずみ)です。

 

今回は、ディマティーニ・メソッドの列2と列9のポイントについて解説していきます。

 

 

 

列2と列9の目的とポイント

列2と列9の目的は、鏡の法則をを確認することです。

 

言い換えるならば、

・自分が持っているものは相手にもある。

・相手が持っているものは自分にもある。

ということの確認作業をしていきます。

 

憧れているAさんの行動特性も、

軽蔑したり、見下しているBさんの行動特性も、

 

どちらも同量・同質自分も持っていることを、ワークと通して確認していきます。

 

「憧れているAさんの特徴を自分も持っているなんて信じられない。。。」

「軽蔑しているBさんの特徴を自分も持っているなんて認めたくない。。。」

 

と思う方がほとんどだと思いますが、

必ずあるんですね。

 

これを腑が落ちると、、、

人をジャッジすることが格段に減ります。

 

 

Same,Similar,Differentの観点で考える

列2と列9のワークを行うとき、

Same,Similar,Differentの観点で書き出すとワークが進みやすいです。

 

A面対象、B面対象、それぞれの方の行動特性を自分の中に見るために、

以下の観点を意識してみてください。

 

Same・・・まったく同じ行動や身体的特徴

Similar・・・似た行動や身体的特徴

Different・・・領域がことなる行動や身体的特徴
(精神、知性、仕事、お金、家族、健康や身体)

 

そして、

「どこで自分がそれをやったか」

「いつそれをやったか」

「誰に対してやったか」

「それを誰が見ていたか」

を特定していきます。

※できる限り「Same」を多く出していくことがポイントです。

 

(例)
「仕事のやり方について口頭で否定する」というBさんの行動特性に対してワークを行うとします。

Sameの観点

私が「仕事のやり方について口頭で否定」したのは、

どこで、いつ、誰に対してそれを行い、それを誰がみていたかについて書く。

 

Similarの観点

私が「仕事のやり方についてメールで否定」したのは?

私が「仕事の失敗について口頭で否定」したのは?

私が「仕事の顧客対応について口頭で否定」したのは?など

それぞれ、

どこで、いつ、誰に対してそれを行い、それを誰がみていたかについて書く。

 

Differentの観点

私が「お金の使い方について口頭で否定」したのは?

私が「家族に対して口頭で否定」したのは?

私が「健康管理について口頭で否定」したのは?など

それぞれ、

どこで、いつ、誰に対してそれを行い、それを誰がみていたかについて書く。

 

目安20個~50個以上書き出しましょう。

 

列2と列9のワークが完了しているかのチェック

対象の人がもつ行動特性について、

 

「量的にも質的にも100%同じだけ自分も持っていると確認できるか?」

 

ワークをしたあとに、自分に対してこの質問をし、

確信的に「YES」と答えられたら完了です。

 

憧れていたAさんの行動特性に関して、「自分も同じだけ持っている」と確信できると、過度に人を見上げなくなります。

軽蔑しているBさんの行動特性に関して、「自分も同じだけ持っている」と確信できると他人を裁かなくなります。

 

賞賛であれ、批判であれ、

自分の中にあるものが、他人に投影されるのです。

 

他人の行動を嫌うのは、過去に自分もやったことがあって、それを忌み嫌っているから。

他人の行動を賞賛するのは、過去に自分もやったことがあって、それを良いことだと思っているから。

なんですね。

 

これを確信できると、世の中の見え方が全く変わります。

本当に面白いです。

 

次回はまた列3と列10についてのポイントについての記事を書きたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

東住(とうずみ)

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